応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問40

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応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問40

クライアントとWebサーバの聞において、クライアントがWebサーバに送信するデータを検査して、SQLインジェクションなどの攻撃を遮断するためのものはどれか。

ア  SSL-VPN機能  イ WAF
ウ  クラスタ構成  エ ロードバランシング機能







答え イ


【解説】
通常のネットワーク型ファイアウォールは、通過するパケットのIPアドレスとポート番号を見て通過の可否を決めますが、XSSやSQLジャンクションなど正常なHTTPポート(80)を通じて仕掛けられた攻撃は防ぐことができません。

WAF(Web Application Firewall)は、パケットのIPアドレスやポート番号だけでなくペイロード部(データ部分)をチャックすることで、ウェブアプリケーションに対するこれらの攻撃を検知し、遮断することが可能です。

ア SSL-VPN機能は、セキュリティプロトコルのSSLを使用して、仮想的なプライベートネットワークを構築する仕組みです。

イ WAFは、Webサーバ及びアプリケーションに起因する脆弱性への攻撃を遮断する仕組みです。

ウ クラスタ構成は、複数台のコンピュータを連結し、利用者からは1台のコンピュータのように振舞う仕組みです。

エ ロードバランシング機能は、複数台のサーバで負荷を分散するための仕組みです。






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