応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問36

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応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問36

電子メールの内容の機密性を高めるために用いられるプロトコルはどれか。

 ア  IMAP4  イ  POP3  ウ  SMTP  エ  S/MIME







答え エ


【解説】
ア  IMAP4(Internet Message Access Protocol 4)は、メールサーバに届いた自分宛のメールをクライアント端末で受信するためのプロトコルです。
ID、パスワードでのユーザ認証機能はありますが、メールの内容を暗号化するなどの機密性に関する機能はありません。

 イ  POP3(Post Office Protocol 3)は、メールサーバに届いた自分宛のメールをクライアント端末で受信するためのプロトコルです。
ID、パスワードでのユーザ認証機能はありますが、メールの内容を暗号化するなどの機密性に関する機能はありません。
IMAP4との差は、POP3がメールをクライアントが全部受信してしまうのに対し、IMAP4がサーバ上にメールを残したまま処理ができることです。

 ウ  SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、メールを送信するためのプロトコルで、クライアント端からメールサーバと、メールサーバ間で使われます。
ID、パスワードでのユーザ認証機能もなく、メールの内容を暗号化するなどの機密性に関する機能もありません。

 エ  S/MIME(Secure Multipurpose Internet Mail Extensions)は、テキスト以外のワープロ文書、画像などを電子メールに添付するためのMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)を拡張し、メールデータを暗号化して送受信できるようにしたものです。






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