応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問14
応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験一覧
HOME
|
年度別に解く
|
分野から選んで解く
|
参考書
|
受験について
|
その他の情報処理試験
|
リンク集
|
応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問15
現用系と予備系の両方をもつシステムに障害が発生したときの運用に関する記述のうち、ホットスタンバイ方式の説明として、適切なものはどれか。
ア 現用系と同じ業務システムを最初から予備系でも起動しておき、現用系に障害が発生したときは、予備系に自動的に切り替える。
イ 現用系と予備系という区別をせずに、両方を並列運用する。
どちらかの系に障害が発生したときは、それを切り離し、残りの系だけで運用を継続する。
ウ 予備系には、通常は他の処理を行わせるが、現用系に障害が発生したときはその処理を中断し、業務システムを起動する。
エ 予備系は、OSは立ち上げているが業務システムを全く起動していない状態で待機させる。
現用系に障害が発生した時点で、予備系に切り替え、業務システムを起動する。
答え ア
【解説】
現用系と予備系の2系統で構成されるデュプレックスシステムは、予備系の待機状態と、障害発生時のシステム切替えに要する時間から3つに分類できます。
ホットスタンバイ
現用系と同様のシステムを最初から起動しておく方式。障害発生時には自動的に処理を引き継ぎ業務を継続する。3つの中では切替えに要する時間が最も短い。
ウォームスタンバイ
コンピュータの電源を入れOSを立ち上げておくが、業務システムは起動させない状態で待機させておく方式。待機時には主系のデータベースとの同期だけを行い、障害が発生してから予備系のデータベースシステムに切り替えて処理を引き継ぐ。
コールドスタンバイ
待機時には予備系で別の処理を行わせておく方式,または予備系の電源を切った状態で待機させておく方式。障害発生時はシステムを再起動し、業務システムを立ち上げて処理の引継ぎを行う。3つの中では切替えに要する時間が最も長い。
Copyright (C)
応用情報技術者試験(AP)~午前過去問題解説ガイド
. All Rights Reserved.