応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問79
応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験一覧
HOME
|
年度別に解く
|
分野から選んで解く
|
参考書
|
受験について
|
その他の情報処理試験
|
リンク集
|
応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問79
下請代金支払遅延等防止法において、下請業者から受領したプログラムの返品を禁止しているのは、どの場合か。
ア 委託内容の一部を受領したが、
下請業者の要員不足が原因で開発が遅れている旨の説明を受けた。
イ 親事業者と顧客との間の委託内容が変更になり、
既に受領していたプログラムが不要になった。
ウ 開発途上で発生した仕様変更の内容、
対価などを下請業者と合意していたが、
受領したプログラムには仕様変更が反映されていなかった。
エ 受領時の通常のテストでは発見できなかった重大なパグが、
受領後5か月経過した時点で発見された。
答え イ
【解説】
個人情報保護法は、個人情報の適正な取扱いに関し基本的な事項を定め、国及び地方公共団体の責務等を明らかにするとともに、個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定めることにより、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする法律です。
個人情報取扱事業者の義務においては、第4章(第15条~第36条)に、「事業者が個人情報を取り扱う際は利用目的を明らかにし、あらかじめ本人の同意を得ないで、その特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を取り扱ってはならない」とされています。また「利用目的を変更する場合には、変更前の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲を超えて行ってはならない。」とも定められています。
つまり本人の同意を得て個人情報を収集し、利用目的が同じである「イ」だけが適法行為ということになります。
Copyright (C)
応用情報技術者試験(AP)~午前過去問題解説ガイド
. All Rights Reserved.