応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問52
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応用情報技術者試験(AP) 平成23年秋期試験 問52
アプリケーションにおける外部入力、外部出力、内部論理ファイル、外部インタフエースファイル、外部照会の五つの要素の個数を求め、それぞれを重み付けして集計する。
集計した値がソフトウェア開発の規模に相関するという考え方に基づいて、開発規模の見積りに利用されるものはどれか。
ア COCOMO イ Dotyモデル
ウ putnamモデル エ ファンクションポイント法
答え イ
【解説】
ファンクションポイント法は、コスト見積りにおいて、外部入出力や内部ファイルの数と難易度の高さから論理的に開発規模を見積もる手法です。システムの機能と複雑さなどの因子をもとにファンクションポイントを算出して、開発工数を見積ります。
利用者側に見える出力帳票をもとに、開発規模を見積もるので依頼者側とのコンセンサス(合意)が取りやすいという特徴があります。
ア COCOMOは、ソフトウェアの予想ステップ数(行数)に
要員の能力などを考慮して見積もる方法です。
イ Dotyモデルは、ソフトウェア開発の工数は
プログラムのステップ数の指数上に比例するという考えを取り入れた
小規模のシステム向けのモデルです。
ウ putnam(プットナム)モデルは、開発に投入すべき要員数は
時間の経過によって変化することに注目したモデルです。
エ ファンクションポイント法は、入力、出力などを基に
複雑さを加味してシステム規模を見積もる方法です。
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